瓦って‥
2018/07/01
瓦って‥
こんにちは。
先日の台風21号の影響で、工事が溜まっております。
お待ち頂いていますお客様、順次対応してますので、もうしばらくお待ちください。
先月は通常業務、台風被害復旧工事が重なりブログ更新をしていません。
今月は書きます。
さて今年も残すところあと1ヶ月となりました。
平成最後の月も半分来たと言ったところでしょうか。
最近ではめっきり寒くなり、日も短いことから屋根の上は、つゆや霜もあり、仕事する時間が減ってしまいます。夏のような暑さが無く、そんなに休憩しなくても大丈夫なので、ひと現場づつ、一生懸命こなしております。
今回の台風で、瓦が飛び、その背景には「瓦離れ」が浮かび上がります。
板金は大丈夫。瓦は壊れる。
そんな認識を持つ方も多いのではないでしょうか。
昔の瓦の工法は、屋根の上に屋根土を置き、その上に瓦を乗せる。
家自体を重たくして、壊れない家を作るということを聞いたことがあります。
それゆえに、屋根土が年数経過とともに細くなり、瓦との縁が切れ、今回のような台風で飛ぶといったことになります。
僕自身、瓦も板金も現場で触ります。今の工法はどちらも飛びにくく、全て、ビス、釘にて止まっております。
瓦の方がリスクがあると思われがちですが、、、
僕は瓦の方が好きです。
今では1枚1枚固定してます。屋根がどっしりしていると、やはり重圧感があります。
しかし板金も負けてはいません。
今家を建てられる方の好みにあっています。瓦よりシャープな仕上がりを見せる板金。もちろん材料の軽さも圧倒的に違います。
共にメリット、デメリットがありますが、どうか皆さん
瓦=壊れる
のイメージはもう捨ててください。
瓦にしか出せない良さもあるので、リフォーム検討される方、是非ご相談ください。
ではまた。
屋根正 村山 敏徳